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2008年12月 1日 (月)

Steve Gadd / Master Series【日本語字幕版】

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  • タイトル : マスター・シリーズ【日本語字幕版】
  • アーティスト : スティーヴ・ガッド
  • 収録時間 : 130 min
  • シンボリックコード : LHUDDVDGS22
  • バーコード : 4513744036939
  • 標準小売価格 : 5,040円 (本体価格 : 4,800円)
  • 楽器 : Drums
  • 発売日 : 2008年12月上旬予定
  • 出版元 : Hudson Music
  • 仕様 : 日本語字幕版
  • ‘70年代初頭に頭角を現わしてから今日に至るまで、常にトップ・ドラマーとして輝き続けるスティーヴ・ガッド。元々はスネア・ドラムの奏法であったルーディメントをセット・ドラミングに応用し、革新的なプレイ・スタイルを確立したドラマーとして名高い。その一方、シンプルなグルーヴで歌モノのバックを務める時も見事なグルーヴと歌心でサウンド全体を支えていく。そんなスティーヴのこれまでの名演の数々、そして音楽への取り組み方のノウハウを惜しげもなく披露してくれるのが本作だ。本編の内容は、ジルジャン社(Zildjian)が主催して行った2006年のクリニック・ツアーの中から、ニューヨークのマンハッタン・スクール・オブ・ミュージックの模様を収録。ファンにはお馴染である歌&ブラシの名演「バイ・バイ・ブラックバード」(Bye Bye Blackbird )から始まり、これまた彼の十八番であるスネア・ソロ「クレイジー・アーミー」(Crazy Army)をモチーフにしたドラム・ソロへ。そして会場の参加者に“3・2”のクラーベ・パターンを手拍子で叩かせる中、スティーヴ・ガッド・フレーズのオン・パレードとなる豪快なソロを披露。会場のテンションはアッという間にピークに達していく。その後は、参加者の質問に答えていくコーナーがスタート。彼の名演として知られるポール・サイモン(Paul Simon)の「恋人と別れる50の方法」(50 Ways to Leave your Lover)は、すでに多くの人が知るところではあるが、今一度ジックリと確認できるであろう。また、スティーリー・ダン(Steely Dan)の「aja」のドラム・ソロにおけるルーディメントを応用したアプローチの解説も興味深い。そして、本作の大きな見どころは、近年、彼の参加作で多く聴けるブラシ奏法の解説シーンである。基本的なスウィープ・モーションから、サンバ系の16分パターンまで、彼ならではのブラシ・ワークが実に鮮明に映し出されているのは大変に貴重だ。その他にも、モザンビークを用いたパターン、片手に2本づつのスティックを持つ「追憶の夜」のパターン等々、彼の特許とも言える奏法の解説が目白押し! もう一つ、この作品ならではの注目ポイントは、スティーヴがプレイする時に微かに聞こえてくる彼の声(歌)だ。様々なデモンストレーションをする時に、ただドラム・パターンを叩くのではなく、「歌いながら叩く」という様子が確認できる。これも彼のプレイを深く知る上で大きなヒントとなるであろう。スティーヴ・ガッド関連の映像作品は数多くリリースされて来たが、入門者には勿論の事、彼を知り尽くしたファンまでもがきっと楽しめる作品である。  山本雄一