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2008年11月 5日 (水)

Victor Wooten / Groove Workshop【日本語字幕版】

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  • タイトル : グルーヴ・ワークショップ 【日本語字幕版】
  • アーティスト : ヴィクター・ウッテン
  • 収録時間 : 340 min
  • シンボリックコード : LHUDDVDLB21
  • バーコード : 4513744036816
  • 標準小売価格 : 6,090円 (本体価格 : 5,800円)
  • 楽器 : E. Bass
  • 発売日 : 2008年11月
  • 出版元 : Hudson Music
  • 仕様 : DVD2枚組 日本語字幕版

スタンリー・クラーク(Stanley Clarke)、マーカス・ミラー(Marcus Miller)との超豪華ベース・プロジェクトS.M.V.も話題のヴィクター・ウッテン。速弾き、高速スラップ、タッピングと、ベース・プレイを常に進化させているヴィクターだが、待望の新作教則DVDは『GROOVE WORKSHOP』というタイトルどおり、いかにグルーヴするかがテーマ。盟友のベーシスト、アンソニー・ウェリントン(Anthony Wellington)をサポートに迎え、ニューヨークの音楽学校Bass Collectiveの生徒6人におこなったワークショップを、2枚組5時間40分、余す所なく収録している。 本作の骨子となっているのは、グルーヴあふれるベース・プレイのためにヴィクターがピックアップした10箇条。ノート(音符)、アーティキュレーション(音節)、テクニック、エモーション/フィール、ダイナミクス、トーン、リズム/テンポ、フレージング、スペース/レスト(休符)、リスニング。この10箇条を、ひとつひとつ実演を交えながら解説することにより、なかなか教わることのない“グルーヴィなベース・プレイ”“表情豊かなベース・プレイ”の鍵が見えてくる。時折字幕表示されるヴィクターの哲学、格言を書き出し、ベースに触るたびにそれを読み返すだけでも、一段深いプレイができるようになるはずだ。また、実践的なエクササイズも、シンプルながらその効果はバツグン。実際にアドバイスを受けた生徒の演奏が変わる様は、かなり衝撃的だろう。「リズム/テンポ」の項での「16分音符3つセット・フレーズの移動」や「リズム・マシンの活用法」なども、時間を忘れてのめり込んでしまうほど、挑戦しがいのあるエクササイズだ。 他にも、「クロマティック・スケールのススメ」や「テクニックのことを考えない」、「ダイナミクスでポケットを作る」などなど、シンプルかつ一見型破りなヴィクター流10箇条。だからこそすぐに実践でき、またそれらの意図に意識を向けるきっかけを与えてくれる。 両手の動きにクローズアップした、テクニック解説の教則ではない本作。だからこそ、例えばたった1音だけでのソロや、生徒と会話をしながらもテンポをキープするなど、ヴィクターの本当の意味での超人的な技が堪能できる。度々語られる「音楽はコミュニケーション」という彼の信念。それが実感できる内容であり、上級者から初心者まで、すべてのベース・プレイヤーにオススメしたい1作だ。  山本彦太郎